地方に伝わる色々な番茶
* 日干(にっかん)番茶
岡山県英田郡美作町、作東町に伝わっている番茶。「美作番茶」ともいわれている。土用の暑い日(7月中旬〜8月中旬)、枝ごと刈ったお茶の葉を大きな鉄釜で蒸すように煮る。むしろの上に煮たお茶を広げ、煮汁をかけながら太陽の光で干す。日干番茶は煮汁をかけて天日で干した番茶は煮汁の茶渋ために、あめ色に輝いていることから”天日干し番茶”ともよばれている[1]。
* 陰干し番茶
福井県勝山市に製法が伝わっている番茶。秋に茶の枝を鎌で刈り、縄ですだれのように編んで軒先に吊るしておくだけの、陰干し番茶がある。飲む前に鍋で軽く炒って煮出すもので、ちょうど薬草と同じ方法で利用されている[2]。
[編集] ことわざ
* 鬼も十八、番茶も出端(でばな)
『広辞苑』によると、出花(でばな)が正しい。出だしの香しさを表す。対して出端は話の出だしなどに使われる。この場合の鬼は鬼娘、醜女を指しているので、「娘十八、番茶も出花」や「花も十八、番茶も出花」もひろく使われている。
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